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2024.01.21
Tomo: 再発子宮頸がん治療記8 広範子宮全摘 手術当日
手術入院再発子宮頸がん
#再発子宮頸がん#Tomo#Tomo治療記#異形成#麻酔#手術

手術当日。6:00にオーエスワン回収。最終的に1500ml中 1100mlほど飲んだ。
 

8:00まで二度寝。
 

手術着が来た。弾性ストッキング履いて、執刀する主治医の先生を待つ。
 

エレベーターで移動し手術室へ。家族とバイバイし手術室へ入る。
手術室へ行くのはベッドや車いすと思っていたがまさかの自分の足で徒歩である。手術室に行くための、一般とは違うエレベーターを使うので、手術着でも恥ずかしくない。
手術台に自分で乗り、仰向けになると、左手首に点滴を刺される。
主治医がよろしくお願いしますと挨拶をしてくれたがマスクと帽子で誰だかわからない。手術室には看護師さんや執刀医以外のお医者様など5-6人くらい人がいて、こんなたくさんの人数で手術をするのかと申し訳ない気持ちになる。
 

腹部の強い痛みを除去してくれる、硬膜外麻酔がめちゃめちゃ痛いと事前情報を収集しており、看護師のいとこに痛みを和らげる方法のアドバイスまでもらっていた痛がりの私は、いざその瞬間、アドバイスに従って「背骨の隙間をあけるため、めっちゃ背中丸める」という技を披露したが、丸まりすぎ、と直された。
 

おおっと針が刺さったが、あまり痛くない。拍子抜け。あの時の貯血のほうが断然痛かった・・・
 

硬膜外麻酔のチューブをぐっぐっぐっと入れられる時も気持ち悪いが痛くはない。
 

その後酸素マスクをはめられた後、「お酒弱いですか?」と聞かれ、「弱いです」という会話を最後に意識が飛ぶ。医龍みたいに麻酔で患者が意識を失うまで、数字数えるのかと思ってたらやらなくてびっくり。その前に意識が飛んだからやらなかったのか、今となっては謎です。
 

手術着の下は全裸だったが、麻酔をかけてから尿道カテーテルの処置(手術中・後はトイレに行けないので、膀胱に直接管を入れて、尿を取り出すため、カテーテルを留置する。入れるとき絶妙に痛い)や手術着を脱がすことをやってくれるので、何一つ「恥ずかしい」というようなことはなかった。
 

そして手術!
 

 

次はICUで目覚める。目覚めるちょっと前10分くらいは夢を見てた。台湾で、台湾人と一緒にご飯を食べる夢。
 

家族が「お疲れさま!まつ毛も前歯も大丈夫だよ!」と言っていたのが最初の記憶。
(どれだけ心配していたのかという話)
 

家族とも普通に会話をし、リンパ郭清したリンパが一部腫れていたが迅速診断で陰性だったと聞く。陰性ってどっちだっけ、いい事?と聞き返した。頭がぼーっとしている。
 

手術は5-6hほどだったらしい。ICUで感じたことは、とにかく両かかとが痛い。手術中動かしてもらえなかったのかもしれない。寝返り打っていいかわからないがまあ動ける。お尻の穴が今にも下痢が出そうで痛いので、下剤の痛み止めを入れられる。
 

夜9:00までは一時間寝ては血圧を測られ、そのたびに吸い飲みを使って、水でうがいをしてもらう。口とのどがとても乾いて気持ち悪く、水が飲みたいが、絶飲食のため飲めない。そのとき手伝ってくれる看護師さんによって水の含ませる量が全然違う。
うがいをしているふりをしながら水を微量に飲み込むという技を覚える(ほんとはダメ)。
 

優しい看護師さんが、寝れない私のためにラジカセを持ってきてくれてNACK5を聴かせてくれた。気が紛れて良かった。
全神経をラジオに集中させた。深夜のラジオは、たわいもない笑い話をしている。NACK5をこんなに真剣に聴いているリスナーが神奈川にいるなんて、埼玉の人は驚いているのではないか、と思った。

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