皆様へ
平素より当会への温かいご支援とご愛顧をいただきありがとうございます。
当会を発足するきっかけとなったのは、2014年に婦人科がん患者を中心に始まったLINEグループでした。
辛い時や寂しい時、気持ちに共感したり過ごしやすい工夫などを共有したり励ましあったりと、
孤独であるがんとの闘いの中で笑って過ごすことができる場所であることに願いを込めてできたSmile Girlsという、その想いを引き継ぎ、
2016年にNPO法人Smile Girlsとして発足いたしました。
全国各地からイベントや勉強会にご参加いただいたり、各種ご相談を受けさせていただいたり、
皆様との出会いがあったからこそ当会が存続できたことに心より感謝いたしております。
当初、医師の皆様が役員を務めてくださりましたが辞任に至ってしまい、御支援くださった皆様には不安を与えてしまったことに心よりお詫び申し上げます。出会った仲間、心許した友との別れの中、がんとは違う孤独を味わうこともあり、
当会を続けていくことの意味があると思いながら私自身色々な葛藤がありました。
そのような中コロナ感染症の猛威を受け生活様式が変わり、皆様におかれましても変化に戸惑いもあったことと思います。
当会におきましても事務局、御支援者の皆様の意見をお聞きしながら、団体としての在り方を模索し続けた日々でした。
その結果、Smile Girlsは『NPO法人Smile Station』と名称変更をし“繋がる・結ぶ・継続する”を合言葉にプラットフォーム型の団体と生まれ変わって行くことになりました。
私自身昨年2021年にコロナ感染症にかかり、自宅療養から入院治療をいたしました。
倦怠感・味覚障害・記憶障害・脱毛と今年の3月まで後遺症は長引き、現在は時折襲う原因不明の頭痛と倦怠感に痛み止めを手離せない状況となっております。
ですが、コロナになったおかげで疎遠になっていた恩人の先生と再会し、上京して入院していた病院・病室で治療することで原点に戻るということを必然的にさせられたように感じました。
新しい形を作り上げるには時間や皆様のお力も必要となってきますが、新生『Smile Station~スマイルステーション』として活動のお知らせが出来るまで、後少しお時間をいただけますようお願い申し上げます。
大変ご無沙汰しており、このようなお知らせが遅くなりましたことをお詫び申し上げるとともに、
今後とも当会にご愛顧いただけますよう宜しくお願い致します。
特定非営利活動法人Smile Station 代表 善本考香